プリメインアンプ MASTERS AU-600G/JBL

1960年代後期に登場した画期的アンプ“JBL SA-600”の改良回路を搭載したアンプです!

型番特価平均納期カラーご注文
MASTERS AU-600G/JBL
【スタンダード仕様】
特価:¥103,400(税抜:¥94,000) 30日間 ブラックバージョン
MASTERS AU-600G/JBL
1台


シルバーバージョン
MASTERS AU-600G/JBL
1台


MASTERS AU-600G/JBL
セイデン採用カスタム仕様
特価:¥107,800(税抜:¥98,000) ブラックバージョン
MASTERS AU-600G/JBL
1台


シルバーバージョン
MASTERS AU-600G/JBL
1台


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受注生産のため、ご注文の集中状況や部品の在庫状況によって変わります。どうぞお気軽にお問い合わせ願います。

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概要

1960年代後期に登場した画期的アンプ、それが、“JBL SA-600”でした。
当時、まだ準コンプリ構成であった国内アンプメーカーは衝撃を受け、回路的に影響を受けました。

回路構成の説明

コンプリ、DCアンプ構成、差動2段増幅回路、終段Tサーキットです。
ところが、そのほかにも重要ポイントを学び取ることを忘れました。いや、気が付かなかったのです。

それは、このアンプは反転構成アンプなのです。
アンプの出力のアースポイントは-(COLD)であるべきとこだわったからです。
反転アンプは入力インピーダンスをあまり大きくできないので(20kΩ以下が良好数値)、避けたようです。 このことは電子工業規格で標準値47kΩにしたことからも分かります。
一方、プロ用機器は10kが標準とされ、何ら問題ありません。
反転アンプの良さは、アンプ回路研究者 黒田徹さんが解説文献に記したように、反転アンプは初段差動構成に定電流回路を設置する必要がなく、低ひずみが得られます。

半導体アンプはNFBによって成立しますが、反転アンプはNFBのサミングポイントは入力段前でサミングされるので、安定してNFBは演算されます。
ちなみにマスターズの“AU-900XG”シリーズをはじめ、Zバランス増幅回路は反転増幅がベーシック技術となっております。
サンスイのXバランス回路もそうです。

差動2段目の出力は、今やどこのアンプにも採用されていないブートストラップ回路を組み込んであります。
現在のアンプはこの回路を採用しなくとも充分な電気的特性を得られたので、忘れ去られたかたちになっていました。
この回路の解釈は諸説ありますが、パワフル、情熱サウンド傾向になるようです。

アンプ構成

  1. 電源トランスは充分な容量を備え、整流回路も強力、整流ダイオードに電圧損失の少ないショットキーダイオードを採用しています。
    ヒートシンクも充分な熱容量を有しています。
  2. 入力はRCA3系統としてありますが、ご要望により、バランス入力にも対応できます。
  3. アンプとしてのゲインは、通常ゲインと残留ノイズが下がるローゲイン(6dB低下)がスイッチで切り替えられます。
  4. 上記3の機能を、以下のとおり変更しました。(2024年1月6日追記)
    パワー段のNFBとNO-NFBとに切り替えることができます。
    • NORMAL:パワーステージはNFB動作(上の位置)
    • NO-NFB:パワーステージは無帰還動作(下の位置)
    【効果】
    • NO-NFB(無帰還)とするとゲインは変わらず、DF(ダンピング・ファクター)は80→40程度に下がります。
      音質的には、よく聴くと、まろやかな感じとなります。
      大げさに言うと、真空管サウンド的になります。ただし、実際は変化ないと思う方もおられると思います。
    • NORMAL(NFB動作)に戻すと、引き締まります。
  5. アンプデザインは、フロントは魅力ある2トーンカラー、リアルウッドサイド、及びウッドつまみが価値観を高めます。
  6. 電源ケーブルは付属します。

接続・使い方

  1. 電源ケーブル、SPケーブル、RCAケーブルを接続下さい。
  2. 電源スイッチをONすれば、2~3秒で音が出ます。

仕様

型番AU-600G/JBL
回路構成パワートランジスタ採用SEPP増幅回路
最大出力15W+15W(8Ω)
入力インピーダンス50kΩ
マッチングインピーダンス4~8Ω
周波数特性10Hz~50kHz(-0.5dB/1W/8Ω)
使用デバイスサンケンパワートランジスタほか
増幅率23.5dB
ひずみ率0.01%以下(1W/8Ω/1kHz)
残留ノイズ80μV以下(HPF:30kHz)
入力ノーマル(RCA・アンバランス)3系統
サイズ(突起物を含む実測値)330(W)×87(H)×280(D)
ウエイト(実測値)3.4kg
消費電力(電気用品安全法による表示)50W

ウエイトは、使用部品の変更により、予告なく変動する場合があります。
部品は、予告なく変更する場合があります。

写真掲載

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イメージ写真
ブラックバージョン

AU-600G/JBL
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シルバーバージョン

AU-600G/JBL
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AU-600G/JBL
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実物写真
ブラックバージョン

MASTERS AU-600G/JBL
天面はマットな質感です。

MASTERS AU-600G/JBL

MASTERS AU-600G/JBL
サイズの参考にA4のクリアファイルを乗せています。

シルバーバージョン

“MASTERS AU-600G/JBL

“MASTERS AU-600G/JBL
一部仕様変更前の写真ですが、色味の参考になさってください。

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昨今の部品高騰、入手難で、長年採用していた6角大型SP端子の採用が難しくなりました。
今まで一時的処置として、高額・高級品を値上げせず、サービスで対応してまいりました。
この先も入手難は続きますので、あえて値上げせず、実質値下げ処置としてこの高級品を採用致します。
(2023年9月20日追記)

高級スピーカ端子
高級スピーカ端子

保証期間

お買い上げ後1年間は無償、以後は有償となります。

発売時期

2023年 3月
2023年 4月26日: シルバーバージョンの実物写真を掲載。サイズ・ウエイトの記載を実測値に変更。
2023年 5月20日: 「セイデン採用カスタム仕様」の対応開始。
2023年 9月20日: スピーカ端子の変更に伴う実物写真を掲載。
2023年11月 3日: スピーカ端子の変更に伴う奥行きのサイズ変更。
2023年11月12日: ブラックバージョンとシルバーバージョンのイメージ写真を変更。
2024年 1月 6日: 一部仕様変更のためアンプ構成欄の一部内容変更、ブラックバージョンとシルバーバージョンのイメージ写真を変更。
2024年 1月23日: 一部仕様変更後のブラックバージョンの実物写真を掲載。