バージョン(カラー) | 写真 | ご注文 | 価格 |
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ブラックバージョン |
1台 |
定価:¥154,000(税抜:¥140,000) | |
シルバーバージョン |
1台 |
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1960年代後期に登場した画期的アンプ、それが、“JBL SA-600”でした。
当時、まだ準コンプリ構成であった国内アンプメーカーは衝撃を受け、回路的に影響を受けました。
JBLや高効率スピーカーに接続して、ジャズ、POPSを聴けば、そのパワフルサウンドに驚かされます!
コンプリ、DCアンプ構成、差動2段増幅回路、終段Tサーキットです。
ところが、そのほかにも重要ポイントを学び取ることを忘れました。いや、気が付かなかったのです。
それは、このアンプは反転構成アンプなのです。
アンプの出力のアースポイントは-(COLD)であるべきとこだわったからです。
反転アンプは入力インピーダンスをあまり大きくできないので(20kΩ以下が良好数値)、避けたようです。
このことは電子工業規格で標準値47kΩにしたことからも分かります。
一方、プロ用機器は10kが標準とされ、何ら問題ありません。
反転アンプの良さは、アンプ回路研究者 黒田徹さんが解説文献に記したように、反転アンプは初段差動構成に定電流回路を設置する必要がなく、低ひずみが得られます。
半導体アンプはNFBによって成立しますが、反転アンプはNFBのサミングポイントは入力段前でサミングされるので、安定してNFBは演算されます。
ちなみにマスターズの“AU-900XG”シリーズをはじめ、Zバランス増幅回路は反転増幅がベーシック技術となっております。
サンスイのXバランス回路もそうです。
差動2段目の出力は、今やどこのアンプにも採用されていないブートストラップ回路を組み込んであります。
現在のアンプはこの回路を採用しなくとも充分な電気的特性を得られたので、忘れ去られたかたちになっていました。
この回路の解釈は諸説ありますが、パワフル、情熱サウンド傾向になるようです。
型番 | BA-600/JBL | |
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回路構成 | パワートランジスタ採用SEPP増幅回路 | |
最大出力 | 38W+38W(8Ω) | |
入力 | RCA:1系統 バランス:1系統 | |
入力インピーダンス | 10kΩ | |
マッチングインピーダンス | 4~8Ω | |
周波数特性 | 10Hz~50kHz(-0.2dB/1W/8Ω) | |
使用デバイス | サンケンパワートランジスタほか | |
増幅率 | 20dB/16dB(切替可能) | |
ひずみ率 | 0.01%以下(1W/8Ω/1kHz) | |
残留ノイズ | 80μV以下(HPF:30kHz) | |
サイズ(突起物を含む実測値) | 380(W)×110(H)×278(D) | |
ウエイト(実測値) | 4.6kg | |
消費電力(電気用品安全法による表示) | 80W |
ウエイトは、使用部品の変更により、予告なく変動する場合があります。
部品は、予告なく変更する場合があります。
以下の写真をクリックすると、大きな写真が表示されます。
昨今の部品高騰、入手難で、長年採用していた6角大型SP端子の採用が難しくなりました。
今まで一時的処置として、高額・高級品を値上げせず、サービスで対応してまいりました。
この先も入手難は続きますので、あえて値上げせず、実質値下げ処置としてこの高級品を採用致します。
(2023年9月20日追記)
*予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
(2024年12月追記)
お買い上げ後1年間は無償、以後は有償となります。
2023年 7月
2023年 8月19日: ブラックバージョンのイメージ写真を掲載。
2023年 9月20日: スピーカ端子の変更に伴う実物写真を掲載。
2023年11月 3日: サイズ・ウエイトの記載を実測値に変更。
2023年11月12日: ブラックバージョンとシルバーバージョンのイメージ写真を変更。