オーディオのイシノラボ・ドットネット - 【販売終了製品】プリメインアンプ“ＭＡＳＴＥＲＳ　ＡＵ−９００Ｌ／Ｔ”

プリメインアンプ　ＭＡＳＴＥＲＳ　ＡＵ−９００Ｌ／Ｔ

大好評のプリメインアンプ“ＭＡＳＴＥＲＳ　ＡＵ−８９０Ｌ／Ｔ”の後継機！マッチングトランス搭載！

特価：￥７１，８２０（税抜き：￥６６，５００）
　→　【販売終了】　この製品は２０１４年１１月　１日をもって、販売を終了いたしました。長年のご愛顧をありがとうございました。

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商品概要

大好評のプリメインアンプ“ＭＡＳＴＥＲＳ　ＡＵ−８９０Ｌ／Ｔ”の後継機といえるプリメインアンプです！
マッチングトランス搭載！

商品の特長

アンプ内部にマッチングトランスを搭載して、さらなる超ローノイズ、高音質を実現します。
半導体アンプは、負荷が低くなると、ひずみが増える傾向になります。低域、中域は良好でも、高域になるとデバイスのプッシュプルを合成するリニアリティが悪くなりますし、さらに、ＮＦＢが浅くなるので、ひずみが増えます。
その改善は負荷を軽く（負荷抵抗を高くする）することが効果的です。スピーカの実質インピーダンスは、公称インピーダンスより２０％以上低い場合がほとんどです。（これは、効率を高く表示したいためです。）したが、アンプ自体の低負荷に対する性能を良好にしておくことが必要ですが、大きなパワーで聴くのでなければ、アンプの負荷を軽く（大きく）してあげることが一番です。
プリメインアンプ“ＭＡＳＴＥＲＳ　ＡＵ−９００Ｌ”のひずみ特性を実測したところ、元々、高域でもひずみが少ないので、マッチングトランスによっての高域ひずみの改善はわずかでした（測定資料に示します）。これは、正直なところやや拍子抜けでした。
しかし、マッチングトランスを経由して実際に聴いてみると、さらにサウンドはスムーズ、軽々として駆け巡ります。
搭載するマッチングトランスは、特別設計の８０Ω：８Ωで設計してあります。また、４Ωのスピーカを接続しても、４０Ω：４Ωのトランスとして動作するので、特性の問題はありません。このトランスは１０Ｗ容量ですが、加わるパワーは１Ｗ程度なので、楽な動作となり、トランスのひずみは問題ありません。
なお、切り替えスイッチ（ＮＦＬポジション）でトランス接続に替えると、ゲインが１０ｄＢ下がりますから、近距離や、深夜で聴くときに適します。また、高効率のスピーカ（９５ｄＢ以上とか）には、この場合のゲインがぴったりで、ローノイズで闊達なサウンドが楽しめます。
さらなる高性能トランス（パーマロイコア採用）搭載を希望される方は、別途お見積り致しますが、それなりに高価になります。
操作は、これまでのプリメインアンプ“ＭＡＳＴＥＲＳ　ＡＵ−９００Ｌ”と大差はありませんが、ＯＰＥＲＡＴＩＯＮスイッチを下に下げるとトランス接続となり、ニアフィールドリスニングや小音量ヒアリングに最適になりますし、高効率スピーカ再生にも威力を発揮します。
外観はブラックを基準としておりますが、シルバーバージョンもご用意しております。

仕様

型番	ＡＵ−９００Ｌ／Ｔ
方式	ハーフブリッジ、ＳＥＰＰ増幅回路
最大出力	ダイレクト：１２Ｗ＋１２Ｗ（８Ω）トランス：１．２Ｗ＋１．２Ｗ
入力	ノーマル：３系統（いずれも音量可変）パワーアンプへのダイレクト入力も装備
入力インピーダンス	１０ｋΩ
マッチングインピーダンス	２〜８Ω（ダイレクト及びトランス接続において）
使用デバイス	東芝２ＳＫ４０５／２ＳＪ１１５（ＭＯＳＦＥＴ）
周波数特性	１０〜２０ｋＨｚ（−０．２ｄＢ／１Ｗ／８Ω）
増幅率	ダイレクト：２３．５ｄＢトランス：１３．５ｄＢ
ひずみ率	０．０２％以下（最大出力の−３ｄＢ／１０〜２０ＫＨｚ／８Ω）
残留ノイズ	ダイレクト：３０μＶ以下トランス：１０μＶ以下
サイズ	３２０（Ｗ）×８７（Ｈ）×２３０（Ｄ）（突起物含まず）
ウエイト	約６．８ｋｇ
消費電力	３０Ｗ（電気用品安全法による表示）

ひずみ測定資料

ＡＵ−９００Ｌ／Ｔ（試作品）
測定周波数：１０ｋＨｚ／８Ω
ＨＰ８９０３Ｂ（ＬＰＦ８０ｋＨｚで測定）

接続方式	１０ｍＷ	１００ｍＷ	０．５Ｗ	１Ｗ
ダイレクト接続	０．０１６％	０．００９％	０．０１６％	０．０１９％
トランス接続	０．０１３％	０．００６８％	０．００７２％	０．０１５％