インバーテッド・フルバランス・パワーアンプ MASTERS BA−225FB/MOSy
インバーテッド・フルバランス・パワーアンプ!!
特価:¥139,320(税抜き:¥129,000)
→ 【販売終了】 この製品は2014年 5月21日をもって、販売を終了いたしました。長年のご愛顧をありがとうございました。
ブラックバージョン
ミルキーホワイトバージョン
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※2013年3月3日時点での平均納期は約40日間です。
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商品概要
新型フルバランス・パワーアンプ第2弾!
静寂なサウンドの中に、出るときはパワフル、かつ、色彩豊かに!
この新型アンプはコンパクトなアンプでありながら、優れた音質を発揮できるMOSFET搭載、フルバランス半導体アンプです。
堂々として、パワフルでニュートラルなサウンドはリアルそのものです!
従来のRCA(アンバランス)入力も、アンプ内部でバランス変換して、同じようにリアルなサウンドを楽しめます。“BA−225FB/MOS”との相違ポイントは、すべて、インバーテッド(反転)アンプでフルバランスアンプを構成しています。
シャーシのカラーは、写真のミルキーホワイトバージョンとつや消しブラックバージョンをご用意しています。
商品の特長
- このアンプはバランス伝送、バランス増幅、バランス電源によって構成されている、いわゆる、パーフェクト・バランス・アンプです。
- 一般に差動アンプは非反転アンプとインバーテッド(反転)アンプとがあります。一般的には、計測器回路にはインバーテッド回路が多く採用されています。オーディオアンプには、通常、入力と出力とで位相が反転しない非反転アンプが採用されます。インバーテッドアンプの良さは、入力とNFBとで演算するサミングポイントが抵抗比で正確におこなわれ、極めて精度が高いことです。一方、非反転アンプでは、サミングポイントは差動アンプの内部で演算されるので、差動アンプの定電流特性とか、差動バランス精度の影響を受け、必ずしもパーフェクトでないことは容易に理解することが出来ます。それでも、非反転アンプが多用されるのは、前述のように、位相が反転しないからと、入力インピーダンスを高くとれるからです。インバーテッド(反転)アンプでは、入力インピーダンスは入力に設置する抵抗値で決ります。抵抗値を小さくすると、送り出しアンプの出力インピーダンスを低くしなければなりません。しかし、近年の半導体アンプの出力インピーダンスは75〜600Ω程度と低く、10kΩくらいの抵抗値で受けても、充分ドライブ可能です。そこで、このアンプでは、インバーテッド(反転)差動アンプによるバランス・ブリッジアンプを構成しました。インバーテッド(反転)アンプはミクシングアンプに採用されているように、他の外部条件に影響されない、独立性の高い回路なので、入力されたシグナルが正確に演算されて出力されます。従って、正確さが使命である計測器にはインバーテッドアンプの採用が必須なのです。これまで、オーディオエンジニアは上記のような慣習とためらいがあり、製品化することは、かの名機JBL SA−600しかなかったように記憶しています。まして、インバーテッド(反転)アンプでバランスアンプを構成したオーディオアンプは聞いたことがありません。いろいろ、述べたところで、良いサウンドが出てこなければ、意味がありません、このアンプのサウンドはまったく破綻がなく、極めて自然でかつダイナミックなサウンドです。“BA−225FB/MOS”はすばらしいパーフォマンスを演じ、大好評です。しかし、“BA−225FB/MOSy”は別の意味ですばらしいパーフォマンスを示します。入力と出力とが位相反転するという問題はバランスアンプの場合はホット、コールドを変換すれば、何ら、問題なく入力と出力との位相が反転することなく構成されます。 バランス伝送は、ノイズ排除の能力に優れた方式です。バランス出力を備えたCDプレーヤ、プリアンプなどに対応します。具体的にはキャノン端子受けに対応します。通常の入力にも対応するバランス変換回路もアンプに内蔵されていますので、普通のオーディオ機器も接続・使用できます。(アンバランス信号をバランス信号に変換するにはインバーテッド(反転)アンプが必須です。本機では、構成するアンプがすべてインバーテッド(反転)アンプなので、アンプ動作がすべて同じになり、サウンドの統一性もとれることになります。
- バランス増幅とは複数アンプ回路でバランスシグナルを増幅することで、一方のアンプ出力がスピーカーのプラス側を、もう一方のアンプ出力がスピーカのマイナス側をドライブします。この方式はアンプのグランド(アース)に関係なく、グランドラインに流れるノイズにも影響されることなく、ピュアにスピーカをドライブします。
- バランス増幅により、電源回路は電源トランスのセンタータップに整流ノイズが流れないので、グランドから自由度を持った、いわゆるバランス電源を搭載しました。もちろん、L/Rチャンネルの干渉がないように、L/R別2トランス、オーソドックスなEIトランスを搭載採用しています。
- 増幅デバイスは幻のMOSFETと言われるオーディオ専用MOSFET、東芝2SK405/J115のペア構成です。バランスアンプですから、全部で4ペア搭載しています。
- 電源電圧は極力低く設定し、MOSFETの電流リニアリティの良いところを充分な余裕を持って動作させています。
- アイドリング電流は、片チャンネル100mAと充分に流し、ほとんどAクラス動作でヒアリングできます。
- 近年、高周波ノイズがアンプの音質にとって有害なことが常識化しています。本アンプの整流ダイオードはノイズが極めて少なく、多数キャリアで流れるので、電圧損失が少ない(従来のダイオードは1V程度あり、ショットキーは0.2V程度少ない)ショトキーバリアダイオードを採用しています。
- 電源回路の整流ブロックケミコンはスプラーグ製高音質ケミコンを採用しています。また、バランス変換(INVERTOR)回路にはオーディオ用低ひずみ、ローノイズ、高速OPアンプ(スルーレート25V/μS)バーブラウンOPA2604を採用しています。
仕様
構成 | バランス入力、バランス増幅、バランス電源構成パワーアンプ |
最大出力 | 26W+26W(8Ω) |
周波数特性 | 20〜20kHz(−0.2dB,1W/8Ω) |
入力 | バランス(XLR対応):1系統,ノーマル:2系統(いずれも音量可変) |
入力インピーダンス | 10kΩ |
出力端子 | 2〜8Ωに対応 |
増幅率 | 26dB(アンバランス入力:32dB) |
ひずみ率 | 0.02%以下(最大出力の−3dB/10〜20KHz/8Ω) |
残留ノイズ | 70μV以下 |
サイズ | 220(W)×90(H)×360(D) |
ウエイト | 約11kg |
消費電力 | 50W(電気用品安全法による表示) |
写真掲載
以下の写真をクリックすると、大きな写真が表示されます。
新キーパーツ:2012年3月以降使用するキーパーツです。ダイオードの効率がアップしたので、パワーは26W+26Wと1Wアップしています。
保証期間
お買い上げ後1年間は無償、以後は有償となります。
発売時期
2008年5月1日
2012年3月24日 写真の差し替え等
2012年3月28日 新キーパーツの写真追加および説明文変更等
ご参考記事
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