STAXイヤースピーカ/ヘッドフォン/通常スピーカ バランスドライブアンプ MASTERS SX-3000BDG/SP
STAXイヤースピーカにも、ノーマルヘッドフォンにも、通常スピーカにも対応した、バランスドライブアンプ!
型番 | 特価 | 平均納期 | カラー | ご注文 |
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MASTERS SX-3000BDG/SP |
→ 【販売終了】 この製品は2022年 1月11日をもって、販売を終了いたしました。長年のご愛顧をありがとうございました。 |
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ブラックバージョン |
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商品概要
1人で静かに楽しむヘッドフォンヒアリングが静かなブームです。唯一、オーディオビジネスにおいてヘッドフォンジャンルが成長しています。ヘッドフォンには原理的に通常スピーカーを小さくした動電型と、STAXに代表される静電型があります。
動電型ヘッドフォンは、作りやすく効率も高く、¥2,000程度から、ピュアオーディオ用の¥2万前後、高級タイプには¥4万~¥20万と、購入しようと思うと迷ってしまうほどたくさんのモデルがあります。 これらの動電型ヘッドフォンは、マイナス側がL/R共通の3線式でアンプと接続されてドライブされます。それでもよろしいですが、できれば、ヘッドフォンも+端子と-端子の両側からプッシュプルにドライブする、すなわちバランス増幅で、さらなる高音質のヒアリングを提唱致します。 すでに業界トップのゼンハイザーでは、L/Rの接続ケーブルが+-が分離できるようになっており、それに適応したバランスドライブ用ケーブルがプロ用ケーブル会社から販売されているほどです。ところが、バランスドライブできるヘッドフォンアンプはほとんどありません。
一方、静電型は静電(クローン)力で振動板を動かすので、高電圧バイアスと高電圧のドライブ電圧が必要です。また、効率的にみれば動電型よりも低いですが、振動膜を均一に振動(ピストンモーション)させるので、良好なサウンドが期待できますが、振動膜のドライブには、振動膜の両側からバランスドライブすることが良いサウンドを聴くことの必須条件です。
STAXに代表される静電型ヘッドフォン(イヤーSP)をドライブするアンプとしてはSTAXから数機種販売されております。STAXのドライブアンプは、アンプ設計の天才と言われる中川伸さんが基本設計されただけに、ピュア・ストレート、低ひずみです。
けれども、もう少し、柔らかに包み込むようなサウンドを希望する方にMASTERSのSX-3000BDG/SPが、存在価値があります。SX-3000BDG/SPの増幅回路は真空管式バランス増幅回路がベースとなっています。ヘッドフォンに対しては出力トランスを通さず、ピュアにドライブする方式です。ドライブ電圧を広大にとれるプレートチョーク方式になっています。その値は500Vrms(hot/cold)を超えます。従って、静電型の特長である、あくまでもリニアで奥行き感のないサウンドが楽しめます。
また、前述した動電型ヘッドフォンのドライブには、このアンプ自体がバランス増幅アンプですから、ヘッドフォンのバランスドライブが出来ます。(バランスドライブできるヘッドフォンを用意ください。)ノーマルな3線式ヘッドフォンドライブ回路も用意してありますから使えます。
さらに、通常スピーカーのバランスドライブも可能になっています。つまり、バランス増幅する真空管パワーアンプMASTERS BA-218FB/P、STAXイヤーSP対応フルバランス増幅真空管パワーアンプ MASTERS BA-218C/STAXと基本的には同じ回路構成になっています。出力管は6V6GTを3極管接続として5W+5Wのパワーが取れます。つまり、SX-3000BDG/SPがあれば、すべてのスピーカー、ヘッドフォンが使えて、最上のサウンドが味わえるのです。
商品の特長
- 真空管バランス増幅アンプです。増幅回路はバランス増幅方式となり、トランスを通さないOTL方式となっております。トランスは動電型ヘッドフォン用に出力トランス使用しておりますが、STAXイヤーSPには、プレートチョークとして動作します。
- STAXイヤーSPを驚くほどのワイド・ダイナミックレンジでドライブします。
STAXイヤーSPは、同社の測定方法で100Vrmsドライブ電圧に対して、100dB程度の音圧を発生します。200Vrmsドライブ電圧では106dBになります。400Vrmsドライブ電圧では112dBになります。人間の耳の近くではこのあたりが聴覚を痛めない限界のようにも思えます。
“MASTERS SX-3000BDG/SP”では、550Vrmsの最大電圧を発生できますので、さらに2dBアップの114dBもドライブできるともいえる、ドライブ電圧に充分すぎるほどのマージンがあります。周波数特性も10Hz~100kHz(-0.5dB以内)と超ワイドレンジです。ひずみ率も真空管アンプとして優秀な値を示します。 - ヘッドフォンは4線バランス増幅方式でドライブされます。
通常の3線式(ステレオヘッドフォンプラグで)のドライブも使えます。 - 電源からの漏洩磁束を受けないように、電源は別シャーシと致しました。
アンプ部と電源部間の接続ケーブルも付属します。 - 音量は4連ボリウムによりおこなわれます。また、L/R音量レベルは個別に調整できるような専用ボリウムが設置されています。
- シャーシフロントパネルは美しいアクリルプレート仕上げです。つまみは大好評のタッチ感の優れたハンドメードによるウッドつまみを採用しております。サイドウッドはソリッド(ムク)材による構造です。
- 入力はバランス2系統、ノーマル(RCA)1系統を備え、ご希望により、他のシステムでも同時に使えるRCA端子のパラレル設置も可能です。
- 永年の盟友、“SANSUI AU-607シリーズ”の名インダストリアルデザイナーである大友氏の工業デザイン作品です。
- シャーシケースは、ブラックとシルバーの2種類をご用意しています。ご注文時にご指定ください。
- ノーマルヘッドホンの標準バランス出力を、XLR4ピンを標準といたします。XLR3ピンはカスタムで承ります。(2021年2月追記)
カスタム対応
カスタム対応致します
- 入力仕様等のカスタムリクエストがありましたら、価格等含めてご遠慮なくご相談下さい。
- 初段管にはテレフンケンECC81(◇マーク)を搭載することもできます。(¥7,560(税込)アップします。)
仕様
型番 | SX-3000BDG/SP | |
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方式 | 真空管式バランス増幅 | |
最大出力 | STAX | 550Vpp |
ノーマルスピーカ | 5W(8Ω)×2 | |
入力 | バランス | 2系統(XLR対応) |
RCA | 1系統(パラレル) | |
マッチングインピーダンス | STAXイヤースピーカ/すべての動電型ヘッドフォン | |
使用デバイス | 12AT7×2 5963(12AU7)×2 6V6GT×4 | |
周波数特性 | STAX | 10~100kHz(-0.5dB/50V) |
ノーマルヘッドフォン | 10~50kHz(-0.5dB/0.1W) | |
増幅率 | STAX | 59dB |
ノーマルスピーカ | 48dB | |
入力インピーダンス | 50kΩ | |
ひずみ率 | 0.1%以下(100Vrms/1kHz:STAX) | |
残留ノイズ | STAX | 10mV以下(LPF:30kHz) |
ノーマルスピーカー出力端子 | 0.3mV以下(LPF:30kHz) | |
ノーマルヘッドフォン | 8μV以下(LPF:30kHz) | |
サイズ(突起物を含む実測値) | アンプ本体 | 370(W)×120(H)×343(D) |
電源部 | 150(W)×120(H)×355(D) | |
ウエイト | アンプ本体 | 約4.5kg |
電源部 | 4.2kg | |
消費電力 | 80W(電気用品安全法による表示) |
写真掲載
以下の写真をクリックすると、大きな写真が表示されます。
イメージ写真
ブラックバージョン
シルバーバージョン
実物写真
ブラックバージョン
付属の、アンプ部と電源部を接続するケーブルです。外観は変更することがあります。
シルバーバージョン
カスタムのため、フロントの仕様が標準モデルとは一部異なっております。
保証期間
お買い上げ後1年間は無償、以後は有償となります。
発売時期
2016年12月
2018年 9月22日 : ブラックバージョンの実物写真を掲載。「仕様」欄の記載見直し。
2021年 1月21日 : シルバーバージョンの実物写真を掲載。
2021年 2月11日 : ノーマルヘッドホンの標準バランス出力の標準を、「XLR3ピン」から「XLR4ピン」に変更。
マッチングインピーダンスを、「16~300Ω」から「16Ω~600Ω」に変更。
【販売終了製品】STAXイヤースピーカ/ヘッドフォン バランスドライブアンプ“MASTERS SX-3000BD” |
MASTERSブランド |
【販売終了製品】MCバランス伝送フォノイコライザアンプ“MASTERS PH-2000BAL” |