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【MASTERSブランド】
CA-777Gシリーズ
CA-777Gシリーズ
電源がいらない、電源問題がない、トランス式パッシブプリアンプ!
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店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。
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フルバランス増幅真空管プリメインアンプ“MASTERS AU-203FBG/PSTAX”ユーザー様からの使用レポート

このたび、フルバランス増幅真空管プリメインアンプ“MASTERS AU-203FBG/PSTAX”(バランスドライブ/STAX端子付きモデル)を購入されたA・Sさんから、使用レポートの掲載許可をいただきましたので、参考になればと、そのまま掲載させていただきます。

本日 AM10:30頃に無事商品が届きました!
ウォームアップ後の試聴でハイエンドメーカー品の高級アンプでも中々得られない高い透明感をベースにコントラストのシッカリ乗った緻密さと躍動感を伴う音離れ良好な彫りの深い音像描写で生き生きした瑞々しい再生音は素晴らしいです。
カメラのレンズで言うと、高級大口径単焦点レンズの描写を彷彿させます。
本来はシンプルなネットワークの小型スピーカーを鳴らす為に購入したアンプですが、24db/octネットワークを使用した大形スピーカーで鳴らしても締り良く駆動出来ています。
STAX用出力もハイクオリティーでSRM-007tAを1ランク以上超える解像感と音場の広さを実現しつつクセの少ないサウンドで魅力大。
バランス入力を使うとさらにニジミの少ないスッキリしたサウンドで魅力アップ。
ボリュームのゲインも丁度良く色々な音源で適正音量を得やすいです。
うっすらベールを被り躍動感不足なサウンドの大手メーカー品のアンプは今後買うことは無いと思います。今後も宜しくお願いします。

MASTERS AU-203FBG/PSTAX

MASTERS AU-203FBG/PSTAX


電源問題とプリアンプのお話

電源事情

ここ20年以上、スイッチング電源、インバータ電源の普及によって、家庭用電源の正弦波が崩れて、正弦波のあたまが潰れています。
専門的には、コンデンサの作用によって、コンデンサに充電する時間(流通角)が静電容量が大きくなるだけ小さく、充電電流が大きくなります。
こうなると、オーディオアンプの整流回路でのDC出力はきれいな正弦波の場合より、取り出せるDCパワーは5~8%程度低下すると言われています。
ですから、整流回路のコンデンサーの静電容量はむやみに大きくしては逆効果になります。

アンプは交流分(リップル)の少ない、低インピーダンスの電源で動作させるのが必要とされます。そのためには安定化電源なるものが普及していますが、この回路はNFBを応用しているので、その動作について、アンプの静特性では測定差がでてきませんが、ヒアリングでは差異があると感じる方は少なくありません。
それに加えて、近年の携帯、スマホ通信の通信電磁波は、アンプの電源部に混入します。混入した場合のアンプが受ける障害はヨーロッパの電波試験で明らかになったように、悪影響(アンプのS/Nや、ひずみ率が悪化する)を与えます。
(電波障害に対する対策は50年前から、ヨーロッパでは要求され、この試験をパスすることがヨーロッパで販売できるアンプにとって必須事項となっている。)

ところが50年前から、電磁波対策をすると、アンプのヒアリング結果(音質)が悪化するのは、関係者の間では常識になっています。
このような事態を知ってか、知らないか、分かりませんが、数々の電磁波対策アクセサリーが販売されており、それなりに皆さん、アクセサリーの意義を感じているような感想を目にします。

私は、商用電源不要のパッシブプリアンプの、汚れのない、生き生きした、リアル感溢れるサウンドに感動しています。
(MASTERSパッシブプリアンプ、大好評です!)

一方、電源付アクティブプリアンプは、NFB設計、電源設計の工夫により、パワフルな音質を持たすことが可能です。
特に、特別提供品のプリアンプはパワフルサウンドです。
アクティブプリアンプについては、ご相談をお受けいたします。

オーディオはいろいろな楽しみ方があります。

お知らせ

2016年に販売終了致しましたチャンネルデバイダ“MASTERS CD-300FC”の製作復活です。
4連ボリュームが入手できましたので、ご注文を受け付けます。価格は変わりません。
よろしくお願い致します。


皆さん!どの程度の音量で聴いていますか?

皆さん!どの程度の音量で聴いていますか?

手元に、ピークメーター付きプリアンプ(特別ご提供品 ピークメーター付プリアンプ“MASTERS CA-777M/CUSTOM)があるので、試みに、検証、検討してみました。

まず、皆さんが自分の部屋で聴く音量の最大を90dBとしましょう。この音量は持っている音量計でチェックすると、かなりうるさいです。防音設備がなければ、少し近所迷惑な音量です。その時、スピーカーからはどの程度の音圧を出しているのでしょうか?

次にスピーカーからヒアリング位置までの距離を2mとしましょう。その位置で90dBの音量ですから、そうすると1mの時よりも離れていて下がるので、そのために、スピーカーは90+6dB=96dBの音量を出していることになります。スピーカーの効率を90dB(1m/Ω)とすると、スピーカーには6dB分パワーが入っていなければなりません。6dBの音量アップはアンプパワーで4倍の4Wになります。(但し、ステレオですから、2本のスピーカーでパワーを分担すると考えると、片側アンプのパワーは2Wになります。)

この音量ではとてもうるさく、平均ヒアリング音量はこれから、20dB程度下がって聴いていることが実際のピークレベル計で分かりました。20dBというとパワーに換算すると1/100になります。すなわち0.02W(20mW)となります。この数字を小さいと思うことは間違いです。8Ωでの電圧は0.4Vです。

従って、アンプパワーは2Wもあれば充分実用になります。事実、真空管アンプにおいて2W程度で充分楽しまれている方が多いです。ある程度のパワーマージンを持ちたいとすれば、3dBアップで、4W、6dBアップで8Wあれば充分です。

アキュフェーズのAクラスアンプで、20Wでも、音量が足りないというオーディオ誌でのテストリポートを見たことがありません。評論家さん達はしっかりしたリスニングルームで、それなりの音量で聴いています。それでも、20Wで充分なのです。

販売しているアンプは10Wというとスモールパワーと思われがちですが、これはある程度大きなパワーを表示すれば売れるという、オーディオビジネスがちらつきます。私が山水の在籍時、このような考えはありましたが、売るためにはハイパワーは大きな要素になりました。それから、今の立場になって考えると、上記のように大きなパワーはあまり必要としないのです。

それにしても、ピークメーターの動きはオーディオの“眺める楽しみ”を教えてくれます。ピークメーター付きプリアンプの美しさに見とれています。

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