最近の物価高はオーディオも凄く影響を受けています。
ロシアのウクライナ侵攻がトリガーになって、世界的にインフレになっています。日本はゼロ金利、貿易不振等で、円安が進み物価高になっています。
オーディオといえども、部品値上げ、入手難あり、国内生産品は納期・価格的にも苦しくなってきました。至近な例としては、ロシア製真空管は入手困難になっています。
半導体、端子類、ビス、銅線、コア類の値上げも相次いでいます。
従って、トランス類も値上げです。
イシノラボでは、何とか、値上げせず、少なくとも年内は価格維持するつもりです。どうぞホームページを眺めてみてください。
オーディオ誌の最新号を眺めると、輸入オーディオ品が高価なこと!
¥100万以上も珍しくなくなりました。
輸入車も高くなりましたが、ベンツの売り上げは好調とのことです。
オーディオでも、¥1,000万を超える輸入品がリリースされています。
富裕層は問題ないのでしょうが、生活のある方々は手がとても届きません。
高価なものだけが良いパーフォーマンスになるわけでもないので、よく研究ください。
今年は、インターナショナル・オーディオショウが開催されるようですから、せめて、眺めて、聴いてみてください。
そして、このところ、ユーズドマーケットが活況を呈しています。
入手にあたっては、ある程度のリスクを考えて、頑張ってください。
特に、オーディオアンプは機能がいろいろあり、故障個所も多様、交換部品は無い場合がほとんどです。
落札しても、そのままでは使えないことが多いようです。
加えて、修理業者は老齢化が進行しており、引き受けるところが少なくなってきました。
どうか、うまく、オーディオ趣味を続けてください。
CD販売が厳しいようです。1982年、CDが誕生して、はや40年です。切り札と言われて登場したSACDは、CDと比較して、それほどの差異が無いように聴けます(私が実際マランツSACD対応プレーヤー聴いてみて)。SACDに代表される?ハイレゾ、DSD方式はいろいろあり、従って、超高価なCDプレーヤーでないと本当はわからない!という方もおられます。
私は数枚のSACDを持つ程度でとどまっています。
別の面から言うと、アナログ全盛時代の音源をSACD化しても、それほどのメリットはないようです。
それよりも、その当時のアナログレコードのほうが良いサウンドに私には聴こえてしまいます。
過去の音源を上回る演奏のSACDが望まれます。