店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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能登半島大地震に始まった2024年

2024年は能登半島の大地震から始まってしまいました。

今回の大地震は特異らしく、断層が長い距離に渡って動いたそうです。

そして、地震振動周期がゆっくりだったので、2階建て家屋の共振周波数に合ってしまって、倒壊がひどくなったようです(共振はオーディオにとっても大問題でしたね)。

高層ビルの共振周波数はさらに低いですから、そのような地震がくれば、さらに悲惨な災害となります(免振構造が有効だそうですが)。

今回の地震発生には、その動き方に地下水が関係すると言われています。

私は、かつて中学生の頃、地震の原因は地下水によるという説をがアメリカで発表した学者がいましたが、その後のプレート・テクトニクス理論で、忘れ去られていました。東日本大震災でも、地下水のことなど言われたことはありませんでした。

世界一の地震国、日本は地震発生のメカニズムについて、さしたる理論分析はなく、ましてや、地震予知は全く無理です。

日本に住んでいる限りは大震災に遭うことは避けられないようです。

私の父は、関東大震災に、12歳のときに東京駅で被災してしまいました。

それから千葉のほうへ徒歩で逃げたそうですが、両国・錦糸町あたりでは、力士の遺体が多くあったそうです。

もう、覚悟するしかないですね。運命だと思って。

微力ですが、日本赤十字に寄付させていただきました。


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