店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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最近の高価なオーディオ製品について

最近のオーディオ製品の高額化には、ため息をつくばかりです。その根拠には、原材料の大幅な高騰(銅・ステンレス・樹脂材料は4倍、鉄は2倍以上など)があるものの、値上がり分を超えた高い値付けには驚きます。メーカーさんに気を使うオーディオ評論家さんの心ある方々は、オーディオ誌で、“数が出ないから、高くする。ますます、売れなくなる。これでは悪循環になる”と述べております。海外では、オーディオ趣味は超お金持ちの道楽になって、¥500万とか、¥1,000万とかの超高額オーディオ製品が主流になっています。
少なくとも日本では、オーディオ製品は手の届くものにしておくべきです。皆様は、老後の不安を抱えて、蓄えをある程度持っておられると思います。それを取り崩して、オーディオ趣味につぎ込むのは先々心配です。オーディオ趣味は、生活を脅かさない健全な趣味であるべきとマスターズ/イシノラボは考えます。

当社では、ネット販売をメインとして、流通経費(20-25%)をセーブしております。更に、利益を蓄積して、規模を大きくして、商売することはあまり考えておりませんので、ぎりぎりの価格にしております。ユーザー様からは、“驚くほどの、中身の濃さ、音質の良さ!”とコメントをいただいております。
ネットビジネスの問題点は、製品の説明、画像からしか情報をつかむことしかできないことです。“触ってみる”、“聴いてみる”ということができませんので、まず当社を信用していただけることが重要と考えています。しかし、サウンドは、料理のように、皆様の嗜好がございますので、当社でおいしいと確信しても、お耳に合わない場合もございます。その場合は、どうぞ、クリーングオフの制度で遠慮なくご返品ください。当方はオーディオ界、40年以上のキャリアですので、皆様のお気持ちは充分理解できます。

以上、ご理解のうえ、よろしくお願い致します。


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