以前から、テープサウンドをヒアリングテスト用音源に用いることを計画しておりました。
しかし、実現しようとしてみると、長期間使わなかったため、テープデッキは動かず、廃棄せざるを得なくなりました。そこで、日本で数少ないテープデッキを整備して販売しておりますサウンドハイツさんから、TEACのオープンデッキを購入し、写真のようにセットして聴けるようになりました。このテープデッキは、ダブルキャプスタン方式なので、バックテンションが安定にかかり、回転性能は非常に良好です。(但し、STUDERにはかないません・・・。)
なお、同時に、プログラムソース(CD、アナログレコード、テープサウンド等)のL/Rチャンネルの位相差をモニターできるように、オシロスコープに画像が現れるようにセットしました。位相差をモニターすると、プログラムソースのステレオ録音の音場状況が良くわかります。例えば、「広がりがない」、「広がりすぎる」、「適度に広がっている」とか。
テープサウンドは音源の質にもよりますが、CDに比べ、はるかにスムーズでリアル感があり、また、音質バランス・重心は安定して聴こえます。
アナログレコードもある意味、CDよりもリアル感がありますが、テープサウンドはその上を行くと思います。アンプの音質テストソースとしても有効と考えます。
MASTERS、Herb等のアンプの試聴をご希望の方には、お聴かせできます。
なお、ご希望の方は必ず、ご予約下さい。ヒアリングスペースは原則1名の方でいっぱいですので、ご承知おき下さい。
TEACのオープンデッキ
オシロスコープ音場画像