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【MASTERSブランド】
CD-300FC
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クロスオーバー周波数可変方式採用!
サウンドバランス調整で挫折することのないチャンネルデバイダ!!
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店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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STAX静電型イヤースピーカーとバランスドライブ

スタックスイヤースピーカーは、みなさんご存じのように静電型スピーカーです。

スタックス工業時代からですと、70年以上の実績があります。また、世界でもオンリーワンと言って良いほど、静電型イヤースピーカーを造り続けている貴重な会社です。

私も、SR-3(40年以上前)時代からの愛用者です。
また、(有)スタックス社長・目黒氏はサンスイ時代からよく知っている仲です。
そのような背景もあって、マスターズでは、10年近く前から、スタックスイヤースピーカーをドライブできるアンプを開発、製品化しております。
特に、イヤースピーカーだけでなく、同時に、通常のスピーカーやヘッドフォンも使える多用途アンプをモデルチェンジしながら、長期間、ご注文が継続しております。幸い、好評を得て、好調な製作を継続しています。

さて、静電型スピーカーの動作原理及び基本構造は、【図1】に示すように、中心に振動膜があり、その振動膜には高圧(300V以上:現在は580V)電圧(バイアス)を掛けておきます。
両側に固定電極(これは音が通るように、穴が開けられて(開口率は高い)が置かれ、固定電極は0Vにしておきます。そうすると、振動膜はクーロンの静電力によって、バイアス電圧に応じて、張力が働き、ピンと張られます(バイアス電圧が高いほど張力は高くなる)。固定電極にオーディオ電気信号を加えれば、振動膜は振動し、音になります。
両側の固定電極にはHOT,COLDのバランス信号が加えられますが、原理的には、片側の電極だけにオーディオ電気信号を加えても音が出ます。
STAXイヤースピーカーは両側の固定電極から、バランス電気信号を加えて、バランスドライブ(プッシュプルすれば、片側電極からは引っ張り、片側電極からは押す力が働き、より振動膜はパワフルに、リニアに、ひずみ少なく、振動して、良いサウンドになるわけです。音圧は6dBアップします。)、静電力は振動膜全体に発生し、ダイナミックタイプのようにボイズコイルに駆動力が働くわけではなく、全帯域にわたって、ピストンモーションが得られます。
静電型スピーカーはこのような動作原理で、品位高いサウンドが出るわけです。

一方、ダイナミック(動電)型スピーカーのドライブはスピーカーボイズコイルには両側(巻始め、巻終わり)に端子(電極)があるのに、通常アンプの出力は片側の電極は接続され、残った電極はグランド(アース)に落としてしまい、いわば片側ドライブになっています。
このことに関して、長年、アンプ技術者、オーディオファンは、あまり問題意識を持たないようです。これは、アンプを電気測定して一応の結果が得られ、スピーカーが動き、音が出ることで、それなりになっているのでしょう。

最近の私の解析では、整流回路を持つアンプは、Xカレントのような工夫を施さないと混変調ひずみが発生することが分かりましたが、このことはほとんど知られておりません。
そのようなわけで、私は、バランスドライブアンプの優位性を主張しますが、アンプを片chあたり倍、必要になるので、費用の点で困難なら、せめて、Xカレント回路を搭載したアンプをお勧めします。
真空管アンプにおいても、せっかくのプッシュプルアンプも出力トランスによって、バランスドライブから、片側(アンバランス)ドライブになっているのはもったいないことです。マスターズの真空管アンプでは、出力トランス2次側で、スピーカーをバランスドライブできるようなバランスフィードバックを施した真空管アンプになっております。

なお、マスターズアンプでの多用途STAXイヤースピーカードライブアンプのブロックダイアグラムを【図2】,【図3】に示しておきます。

静電型スピーカーの動作原理及び基本構造
【図1】静電型スピーカーの動作原理及び基本構造

静電型スピーカーの動作原理及び基本構造
【図2】新開発“Xカレント回路”を搭載!STAXも通常型ヘッドフォンも聴ける多用途プリメインアンプ“MASTERS AU-900STAX/XHP” ブロックダイアグラム

静電型スピーカーの動作原理及び基本構造
【図3】STAXイヤースピーカ/ヘッドフォン バランスドライブアンプ“MASTERS SX-3000BD” ブロックダイアグラム


最近のマスターズ/イシノラボの状況

相変わらず、それなりに忙しくアンプ作りに励んでおります。

発売以来、トランス式パッシブプリアンプ“MASTERS CA-777S”,“MASTERS CA-999FBS”は、ご好評をいただいており、製作に励んでおります。
お客様から、「L/Rのレベル差はどうですか?」というお問い合わせが割とあります。当然、「トランスの巻き数でレベルが決まるので、誤差はありません!」とお返事をしておりますが、実際測定してみても、測定器の誤差レベルで非常に優れています。
具体的には、どこの位置でもL/Rレベル差は±0.01dB以内です。

また、話題の節電アンプである、プリメインアンプ“MASTERS AU-880L”,“MASTERS AU-890L”が大好評です。お手頃価格もありますが、とても心地よいサウンドが出ております。それにコンパクトで扱いやすいです。
購入なさったユーザーさんから高い評価レポートをいだだき、作り手としては最高の喜びです。

STAXアンプも使える新型・多用途プリメインアンプ“MASTERS AU-900STAX/HP”も好評をいただいております。
AU-880LのサイズでSTAXのイヤーSPが使えるのは、便利この上ないです。
通常のスピーカやヘッドフォンを使うときは、STAX回路からは分離されますので、まったく影響ありません。また、STAX使用時には、300Vrmsを超える高電圧振幅でもひずまず、クリップもしません。
STAX専用アンプとも異なる芳醇サウンドをお楽しみ下さい。

また、アンプ修理依頼も少なくありませんが、かつての重量級・大型アンプの修理には苦労しております。とにかく重く、年齢的にもとてもわたしの体力では厳しくなり、修理に際しては、あらかじめ分解して、軽くしてから修理にあたっております。

これからも、体力の続く限り、お客様に喜ばれる製品の製作と、修理依頼にもできるだけお応えしたいと考えています。


新型・多用途プリメインアンプMASTERS AU-900STAX/HP登場!

新型・多用途プリメインアンプMASTERS AU-900STAX/HP登場!

このところ、STAX静電型イヤーSPに改めて魅力を感じております。最近では、限定発売の407の低音再生能力には感心しております。STAXの社長に伺ったところ、そのような好評判を得て、限定数はほぼ売り切ったようです。

MASTERSでは、真空管アンプによるヘッドフォン(STAX/通常型)をバランスドライブできるアンプを、新製品STAXイヤースピーカ/ヘッドフォン バランスドライブアンプ“MASTERS SX-3000BD”として発売いたしました。画期的なアンプです。

しかし、このアンプを購入するには費用が少し不足という方、また、半導体アンプのほうが良いと言う方、それに、コンパクトでスピーカも良いサウンドで聴けるアンプ、という欲張ったアンプもあって良いと思ってきました。

そこで、現在、評判のプリメインアンプ“MASTERS AU-880L”(¥63,000)をベースに、STAXも通常型ヘッドフォンも聴けるというアンプを開発しました。
いずれ、近々新製品として登場させますが、まずはブログで紹介いたします。ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。正式発売に先立って製作することは可能です。

さて、その仕様は、通常のプリメインアンプとして10W+10Wのパワーがあり、超ローノイズ、低ひずみです。サウンドも高音質です。さらに、STAXイヤースピーカも接続でき、何と500Vrms以上の最大出力(STAXさんのアンプ以上)を出せますので、イヤースピーカをがんがん鳴らせます。また、通常のヘッドフォンもバランスドライブはできませんが、高音質で32Ω~300Ωのヘッドフォンに対応します。

ケースサイズは、AU-880Lの330(W)×75(H)×230(D)のコンパクトなケースサイズに収まります。スケッチをご覧下さい。
価格は¥94,500(税込)です。10万円以下の大サービス価格と致しました。

なお、1台目のみ、スパイク脚(CUSTOMとして)仕様にすることもできますので、お早めにどうぞ!
納期は20日程度かかります。

概略仕様

最大出力 10W+10W(8Ω),STAX:500Vrms,通常ヘッドフォン:1W
増幅度 26dB,STAX:53dB,通常ヘッドフォン:10dB
適合インピーダンス STAX(全ての機種):4~8Ω,通常ヘッドフォン:32~300Ω
ひずみ 0.02%以下
入力 3系統(RCA)
なお、オーディオシグナル中継はカスタムで可能です。
サイズ(ケース) 330(W)×77(H)×230(D):突起物含まず
重量 約4.5kg

 

MASTERS AU-900STAX/HP
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