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一言ご紹介
【MASTERSブランド】
CA-777GA/FM
CA-777GA/FM
アナログレコード用フォノ回路を搭載したトランス式パッシブプリアンプ!
ファインメットコア採用!
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店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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パッシブプリアンプでヘッドフォンヒアリング

パッシブプリアンプでヘッドフォンヒアリングしています。

ゼンハイザー・ヘッドフォンを購入

先に、パッシブプリアンプでヘッドフォンが聴けることを報告しましたが、私の持っているヘッドフォンの音質がそれほどでないことに気が付きました。オーディオテクニカの安物です。
ヘッドフォンの発音エレメントはそれほどの差異がないから、ヘッドフォンでの音質が大きくないと勝手に思い込んでいました。
安物ヘッドフォンでもけっこう良好なサウンドであることを認識して、もう少し、良好なヘッドフォンを探してみることにしました。
周囲の方に聞くと、ゼンハイザーのヘッドフォン、それもHD800か、800Sが素晴らしいという意見が多かった。
それではと気になる価格を調べるとびっくり!価格ドットコムで安値をチェックしても、¥149,660もする。資金不足で断念。そこで、リーズナブルな価格で評判の良いHD598を買った。

HD598のインピーダンスは50Ωでも、MASTERSのパッシブプリアンプにインピーダンスマッチングが取れます。
数日後、手元に届き、聴き始めて、満足感に浸っております。

ヘッドフォンヒアリングは、周囲に迷惑をかけることなく自分だけのサウンドを楽しめるので、オーディオマーケットで伸長しています。
けれども、大音量で鼓膜を痛めないように注意しましょう。熟年期に難聴という障害が起こりかねないからです。

トランス式パッシブプリアンプ“CA-777G/AS”(相当品)で聴く

オーディオ雑誌の付録についてきたジャズボーカルCDのサウンドが新鮮に聴こえるので、これで、ヒアリングすることにしました。
ヘッドフォンとの接続はパッシブプリアンプの出力とヘッドフォン端子ソケット間をシールドケーブルでつなぐだけのシンプルな聴き方です。

スタートはオーディオチェック用として、L/R、位相チェック用にフィメール・ナレーションとジャズボーカル(10秒程度)です。それが済んだあと、ジャズバンド付きフィメールボーカルです。
何と耳がマイクになったような感じです。彼女のナレーションの独特の味わいが感じ取れて、ボーカルの細やかで個性的な感じが聴き取れます。そして、ジャズボーカルになるとバック楽器音がレンジ広く、表情豊かにサポートして、そのうえで彼女の日本人ばなれしたボーカルがこれほどのニュアンスがあるとはこれまで思えませんでした。当然、まったく、最上級の静けさの中から、サウンドが聴こえるのは驚きです。
特にしっとりして透明なサウンドは素敵です。

ファインメットコア搭載トランス式パッシブプリアンプ“MASTERS CA-777BC/FM”(相当品)で聴く

次に、特性・音質確認用に、注目のファインメットコアで、同じ巻線のコアでトランスを作りました。

電気的特性はすでにブログで報告させていただきました(「ファインメットコアのパッシブプリアンプへの採用検討」)。

サウンドもスピーカーヒアリングにおいても報告させていただきました(「MASTERSのパッシブプリアンプでヘッドフォンが聴けます!」)。

ファインメットは明るく、パワフルです。気のせいか広がり感を感じます。編成の大きな音楽、エネルギーを感じたい方にはぴったりです。

重ねて申し上げますが、マスターズパッシブプリアンプによるヘッドフォンヒアリングは、アンプによるヘッドフォンヒアリングとは別世界の静寂でリアル感溢れるサウンドが楽しめるでしょう。

注意ポイント

CDプレーヤーのサウンド品位が低いと、せっかくの素敵なサウンドも台無しです。
大別して、1ビット(後期フィリップス系)系のCDプレーヤーよりもマルチビット系CDプレーヤーのほうが、情報量が多く、こちらをお勧めします。
私の使っているSONY CD-777は、他のCDプレーヤーに比べ、PP~FFの表現において、サウンドの緻密さをヘッドフォンヒアリングでは特に感じます。
最近のDACなら、さらに良いサウンドが聴けるでしょう。

皆さん、パッシブプリアンプのさらなる使い方で楽しんで下さい。

最近、海外製の超高価な(¥170万)パッシブプリアンプの評価が高いです。
車購入並みの資金をオーディオに投入するよりは、高品位のサウンドをリーズナブルな価格でお届けすることに、マスターズは努力しています。


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