トランス式アッテネータ/パッシブプリアンプを相次ぎ製品化しました。
- トランス式アッテネータ“MASTERS ATT-900シリーズ”
- トランス式パッシブプリアンプ“MASTERS CA-999FBS”
- トランス式パッシブプリアンプ“MASTERS CA-777S”
私は、最初に就職した会社がタムラ製作所であったせいか、トランスにはずーっと愛着がありますし、その重要性やメリットを認識しています。特に、NFBもなく、これだけのワイド・バンドや低ひずみが達成できることは、この原理(電磁誘導)を発見した方に敬意を感じています。
新製品はアッテネータとパッシブプリアンプの2種類あります。
両者は混同しそうですが、その違いは、トランスのタップの選択の仕方で、ゲインを持たせたのがパッシブプリアンプです。従って、パッシブプリアンプでも、ゲインセレクタをゼロにすればアッテネータになるので、使い勝手からすれば、パッシブプリアンプをお勧めします。
1台限りのトランス式パッシブプリアンプ“MASTERS CA-777 CUSTOM”は瞬く間に、売れてしましました。やはり、トランスは増幅するのではなく、エネルギー変換することができるので、パワフルにパワーアンプをドライブできることにそのサウンドの良さが現れるのだと思います。
ジャズファンの方やロックファンの方には特にマッチすると思います。また、大編成のクラシックや、熱のこもった室内楽の奏者間の意気も感じることもできます。
調整範囲等のカスタムにも対応できますので、どうぞご相談ください。