店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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D/Aコンバータの出力~いよいよ身近になるバランス増幅アンプ

今年の5月から話が始まった真空管出力付きD/Aコンバータが、やっと10月になって納入できました。

工房にはSONY,パイオニア,CEC,サンスイのCDプレーヤーがあります。
そのうち、SONYのCDプレーヤーはバランス出力が装備されているので、稼働率が高いです。パイオニアのCDプレーヤーはユニバーサルプレーヤーで、DVDオーディオ,DVD,SACDにも対応します。けれども、そのサウンドはやや冴えず、この程度かと諦めていました。

このたび製作したD/Aコンバータは、D/A部は音質優先に作られた特別な基板ユニットで構成されていて、バランス出力が装備されておりました。
そのあたりを有識者に伺いますと、ハイエンド用のD/Aコンバータ出力は差動出力で出ており(図参照)、差動出力を増幅すればバランス出力となり、位相反転してバランスにするようなプロセスは必要ないとのことでした。

そして、でき上がったD/Aコンバータサウンドは、鮮明,奥行感,アタック感等が見事で、CDの音質はD/Aコンバータにこれだけ影響するということを身に浸みて感じ取れました。

そうなると、バランス増幅アンプにとって、シンプルにD/Aコンバータからのバランス出力を入力すれば、そのままダイレクトにスピーカーをバランスドライブすることができることになります。いよいよ、バランス増幅アンプが身近なものになります。

動作電流から見た等価回路(Equivalent Circuit for Current Segments)
【動作電流から見た等価回路(Equivalent Circuit for Current Segments)】


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