店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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チャンネルデバイダのモデルチェンジ

経緯

クロスオーバー周波数を連続可変できるマスターズのチャンネルデバイダは、発表以来大好評で、予想を超えるご注文をいただき、キーパーツが無くなってしまいました。
キーパーツとは、周波数可変するCカーブ4連ボリュームで、もともとボリュームメーカーに特注したものです。

ボリュームは、AカーブやBカーブは標準品として入手可能ですが、Cカーブとなると、まず入手は特注となります。トーンコントロールやフィルタ回路において、目盛がdBリニア対応するにはCカーブが必要なのです。

さて、マスターズにおけるCカーブボリュームは、2連Cカーブの在庫はそれなりにあります。

2連Cカーブでは、12dB/octの減衰カーブを実現するには、チャンネル当たりで2連Cカーブが必要です。ステレオでは4連ボリュームが必要になります。

新しいチャンネルデバイダ

前述の理由から、2連Cカーブボリュームを採用しますので、モノラルタイプになります。
デザインスケッチに示すように、フロントパネルの変更はあまりありません。リアパネルは当然モノラル対応になります。

気になる価格は2台1組で、従来のステレオタイプに比べ、できるだけ価格を抑えました。
最高のオーディオシステムといわれるチャンネルアンプシステムにお役に立てることを願っております。

新製品のイメージデザインスケッチをご覧ください。
モデル名は“MASTERS CD-300M”となります。
もちろん、クロスオーバー周波数はご希望に沿って設計致します。

MASTERS CD-300M
MASTERS CD-300M フロント

MASTERS CD-300M
MASTERS CD-300M リア


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