松本零士さんがイタリアで体調不良とのこと、幸い、症状改善しているとの報道があり、一安心しています。
そこで、急に思い出したことを書き出してみました。
私がサンスイに入社したときには、すでにAU-999はサンスイの最高級プリメインアンプとして販売され、新入社員としてスピーカーの設計をしているとき、ヒアリング用アンプはAU-999でした。
当時、他社アンプとして、マッキントッシュ MC-275も置いてありましたが、そのサウンドは硬質で、スピーカー設計者たちには評判が良くありませんでした。
MC-275はNFB量が多く、独自のSEPP回路(ユニティ・カップルド・サーキット)でしたから、アンプの内部抵抗が低く、ネットワークの測定にはアンプが測定値に与える影響がなく、測定用アンプになっていました。
それから、時が過ぎ、漫画雑誌“少年キング”に“銀河鉄道999”という漫画が評判になっていました。
私は、“999というタイトルはAU-999からじゃないの?”と30年以上思っていましたが、“まあいいか!”と言う気持ちでしたが、何となく調べてみたら以下の時系列でした。
- AU-999
1970年2月発売 - 松本零士作 銀河鉄道999
少年画報社「少年キング」
1977~1981年
もしかして、松本先生はオーディオ好きで、“999って言うタイトルをつけたんかな!?”と密かに思っています。
AU-999にとっては光栄なことです。