店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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我が家のオーディオ装置から、やっといい音が出る!!

プリメインアンプ“MASTERS AU-880L”の出来栄えに納得!改めて、スピーカ“ROGERS LS3/5A”の良さを知る!

当方の工房ではお客様にお聴かせするので、私自身も音楽を工房で聴くことがほとんどでした。

住居のほうは、至ってコンパクトな装置です。
スピーカはROGERSのLS3/5A、CDプレーヤーはCECの5連CDプレーヤーです。アンプは、何と、ケンウッドの小型コンポ用のものです。
ケンウッドには申し訳ありませんが、聴いても好ましいサウンドが出ず、家族もそのような感じを持っていて、TVしか視聴しなくなり、1年以上音は出ずになっていました。

ところが、突然、家族がCDを買ってきて、聴きたいというのです。
“紺屋の白袴!”と昔のことわざどおり、自分のほうはなおざりになっていたのです。
そこで、仕方なく、プリメインアンプ“MASTERS AU-880L”を住居に運び、アンプをこれに変更しました。

久しぶりに結線して音を出して、家族が驚きの声を挙げたのです。
“このCDはこんなにいい音が入っていたんだ!”
クリア、さわやか、瑞々しく細部まで聴き取れるサウンドに、私は聴きほれてしまいました。
それまでは、LS3/5Aは小型の割に高価で大したことない!などと思っていました。ところが、やっぱりBBCモニターだけのことはあります。
また、“MASTERS AU-880L”は10W+10Wアンプですが、82dBの低効率のLS3/5Aに充分過ぎる大きさの音が出てきます。
日本全国で500人くらいしか所有していないと思われる広いリスニング・ルームを持っていて、85dBくらいの最近のスピーカで、どでかい音で聴きたい方であれば、100W以上のアンプが必要なのかも知れません。
しかし、多くの一般的なお部屋でお聴きの方は、10Wどころか5W、いや、2Wで充分と思います。ですから、真空管シングルアンプも存在しえるのでしょう。
我が家は、TVを消して音楽を聴く時間が増えました。
私の我が家での居場所が少しできました!

私の製品はメーカー品と違った生々しいサウンドが出ると思います。
聴覚を味覚に例えると、メーカー品はチェーン・ファミリーレストランの味わい、わたしのところはこだわりの料理屋、それもリーゾナブルプライスでしょうか!
一度、食べに(聴きに)いらしゃいませんか!?

ユニークな工夫・検討をおこなっていますので、次回はそれが報告できたらと思っています。


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