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店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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VU計付スライドボリウムアンプの楽しさ

オーディオアンプの楽しさは、聴く喜びが最優先です。次に眺める楽しさ、そして操作する喜びでしょう。

この3点を備えたアンプはアキュフェーズ、ついで、LUXでしょう。

オーディオファンは操作する喜びにはあまり重点を置かなくなったようです。トーンコントロールなし、バランスボリウムなしがアンプの中心になっています。MASTERSのアンプもそのような路線です。

ところが、特別提供品に掲載されている「プリメインアンプ“MASTERS AU-5000Fcustom”」(←売り切れ次第リンク切れになります)は、大変中身がギッシリ、見て楽しい、操作してなお楽しくなるアンプです。

特に魅力あるのは割と大きなVU計です。
VU計は0.3SECで0dBになるような性能とされています。昔はBTS規格化されていましたが、オーディオのデジタル化によって、規格の必要性は無くなりました。
VU計は上記のような特性を満たすようにDC電流計(電流感度230μA)にオーディオ信号をダイオード整流させることで成立します。

オーディオ信号のピーク値を眺めるメーターとして、ピークメーターがあります。
これはオーディオ信号を対数圧縮回路によって、メーターを動作させます。
人間の感性よりも鋭敏なので、レコーディングスタジオではVU計のほうが好まれた傾向でした。

それはそれとして、このアンプはスピーカーを鳴らせるし、プリアンプ出力、何とフォノレコード(MM対応)も再生できます。

さらには、インピーダンス切替できるヘッドフォン端子もついています。

もちろん、フェーダーは東京光音電波のプロ仕様です(抵抗体はコンダクティブプラスティクとプロ用です)。
そのスムーズな感覚は気持ちよいです。

このところ、こころ癒し、落ち着くために聴きながら仕事しております。


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