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一言ご紹介
【MASTERSブランド】
CD-300FC
CD-300FC
クロスオーバー周波数可変方式採用!
サウンドバランス調整で挫折することのないチャンネルデバイダ!!
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店長が日々感じたことを、オーディオエッセイ風に綴ります。開発日誌、コラムなど、様々な内容を情報発信しています。

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真空管プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”の嫁入り

9月のWRアンプ視聴会に特別参加したビンテージ管45(直熱3極管)搭載プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”は好評を得て、その後はわたしが楽しませていただいておりましたが、この度、嫁入りとなりました。
特に特殊な組み合わせになりますが、当社のバッテリードライブ・パワーアンプ“MASTERS BA-225FB/MOSyB”との相性が抜群です。見通しの良いすっきりしたサウンドに、さらにバッテリーアンプのリアルさと低域の再現力が見事にプラスされたせいか、静寂の中から低域がパワフルに、そして透明なサウンドが出てくると、これはたまりません。これまでオーディオをやっていてよかったという心境です。この気持ちは多分、製作者の思い入れが占めるところが多いでしょう。
45という直熱管は増幅特性が優秀で、一番ひずみが少ないとも思われます。それをプリアンプに軽い負荷で使うのですから、悪いわけがありません。さらに、残留ノイズのさらなる低減のために、4連ボリウムを採用しているので、小音量で聴いても驚くほどの静寂さで、純粋に音楽信号だけを通す感じがします。
今後、45真空管がまた入手できたら、再製作するつもりです。同じような回路で300Bを採用したプリアンプがあります。これも立派なサウンドです。45より、少し肉食系のサウンドです。こちらに関心ある方は、委託販売品の真空管カスタムプリアンプ“MASTERS CA-300B”がありますから、どうぞお問い合わせ下さい。更なるサウンドチューンを施して、お分けできます。


ビンテージ管45(直熱3極管)搭載プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”の更なる改善

猛暑もやっと終わり、涼しくなり、真空管アンプの出番となりました。

WR視聴会で活躍した、特別限定品 ビンテージ管45(直熱3極管)搭載プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”が川西さんから返送され、こちらの装置で聴きなおすことにしました。

確かに、見通しの良いすっきりしたサウンドで、良いプリアンプと思いますが、高級品のCA-3000(300Bプリアンプ)と比べると、パワフル的な要素がもう少し欲しい気がしました。
そこで、いろいろチェック・検討した結果、増幅回路はまったく問題なし。ところが、45のヒーター回路の安定化電源でのリップル低減量が少し不足していることが判明しました。安定化電源での電圧降下が少し(0.8V程度)不足していたようです。
そこで、ヒータートランスからのAC電源電圧を1Vアップさせることによって、その問題点は改善でき、WR録音チーム(川西さん父子)が録ったピアノ連弾を聴いて、すっかり納得して聴いております。再生の難しいピアノ、それも4手により連弾。切れ味,分離とも優れ、曲の構成が理解出来ます。何と、“新世界”シンフォニーをピアノ連弾に編曲したのです。
いつまで聴けるかどうかは、このアンプが嫁入りになれば、おしまいになります。嫁入り前の親父の心境です。

皆様、厳しいご時世、せめてオーディオ趣味で人生に光を!

また、ピュア・オーディオをあまり聴かれていない方、非常に狭いところですが、こちらの工房(千葉県美浜区)への来訪を歓迎します。来訪いただける場合は前もって予約を必ずお願い致します。きっと、音楽・サウンドの素晴らしさを感じていただけると思います。

自分だけのオンリーワンアンプを作りたい方もご用命下さい。他社アンプの比較にならない、すばらしいパフォーマンスをお届けします。


WestRiverアンプ試聴会レポート

今年の日本の夏は有史以来の暑さで、真空管ファンの方は難儀されたと思います。ようやく、秋めいて真空管アンプの季節になってきました。

そんな中、私が製作担当しているWestRiverアンプの視聴会は、9月12日に八王子で開かれました。13:30~17:30の長時間でありましたが、参加いただいた皆様には、最後まで熱心に耳を傾けていただきました。また、WRの掲示板にその感想をお寄せいただいております。

そのプログラムの中で、特別提供品として1台限り販売中の真空管プリアンプ“MASTERS CA-45S CUSTOM”をお披露目しました。これは、ややおおげさにいえば、世界で1台の直熱3極管である45を搭載したプリアンプで、WRのコレクタフォロアーアンプとの組み合わせでの音だしを1時間弱行いました。「半導体アンプにはやっぱり半導体プリアンプ」というのが常識ですが、その組み合わせに“音が硬い”とか“音の重心が上に行ってしまう”とかの不満を持っている方も少なくないようです。

“MASTERS CA-45S CUSTOM”とWRのコレクタフォロアーアンプとの組み合わせでは、“すっきり、さわやか、見通しの良いサウンド”で、視聴の皆様に一服の涼風を送ったような感じでした。マスターズでは、同じ回路構成で300Bを搭載したハイグレード真空管プリアンプ“MASTERS CA-3000”がありますが、こちらは“くっきり、きりり”としたサウンドです。

なお、45よりも2A3のほうが好きといわれる方はご相談下さい。ヒータートランスの強化で対応できます。

これからの季節、大いに楽しんでいただけたらと思います。


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