211回目のブログでアナログレコードについて、記述しました。
今度は久しぶりにテープサウンドを聴きました。
本当にしばらくぶりです。
やはり、テープデッキはメンテナンスが必要ですし、リールをセットするのも面倒です。
さて、私のテープデッキ遍歴は、始めはTRK339に始まり、TEAC 4010、REVOX HS77、パイオニア 1010H、TEAC X-10R。
それでも、満足する動作、サウンドが出ず、テクニクス RS-1500を譲ってもらい、¥5万の修理費を掛けても、半年でキャプスタンモーターが逆回転する始末。結局、これは廃棄。
再び、RS-1500Uをオークションで落札して、これは非常に状態が良く整備も完璧でした。
老齢になって、初めて満足するテープサウンドに会えたような気持ちです。
今年に入って、なかなかデッキを動かす心の余裕がなく、ようやく聴くことができました。
まずは、キャプスタン、ピンチローラー、ヘッド等をクリーナー液できれいにする。
そのあと、テープリールをデッキに取り付ける。
そして、送り出しリールにテープを早送りする(これはマスター巻きにするので、必要な操作)。
やっと、テープの頭出しをしてテープ走行させる。
出てきました!フレッシュサウンドが!
すぐ、切り替えて、CDサウンドを聴きます。
CDはS/N比も高く、ひずみも少ないサウンド。かなり良いサウンド。
それでもテープサウンドを聴くと、そのフレッシュさは誰が聴いても明白。
S/N比はテープノイズがあるので、CDのほうが上なはずなのに、なんか、比較すると生きが違うのです。
大げさに言うと、とれたてと冷凍品を解凍した差と表現できますでしょうか。
これはSUPER CDを聴いても同じでした。
どうしても、アナログ→デジタル→アナログの変換はフレッシュさとして、微妙な劣化があるのでしょうか?
そうこうしているうちに、30分のテープサウンドは終わってしまいました。
だから、なかなか、気合を入れないとテープサウンドは聴けないのです。