何ともビンテージなサンスイQSD-1のシャーシを改造し、API2520モジュールアンプを採用して、ラインプリアンプを製作しました。現在、「特別ご提供品」コーナーで販売中です。
在庫の最後のAPI2520モジュールなので自分用にとキープしてたもので、自分用にと思って作り始めたアンプです。完成し、このところずっと動作試験を兼ねて聴いております。これまで、API2520を搭載したプリアンプは数名の方が使用されています。特に、APIフェーダーをも搭載したCA-2000/APIは貴重なプリアンプと思います。
このQSD-1CUSTOMは他のプリアンプでは得られない、オーディオ全盛時代のプロスタジオサウンドを思わせます。その高音質には感激(自己陶酔か?)しております。
この感激を押し売りする気はありませんが、オーディオを一生の趣味として楽しまれる方であれば、お分けしたいと思いました。
なお、API2520モジュールはなにぶんにも古いパーツですが、前述の数名のユーザー様からの不具合のお知らせは今のところなく、また、充分なマージンを持たせた設計になっているので安心して使っていただけると思っています。
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バランス増幅真空管パワーカスタムアンプ“MASTERS BA-218FB/OS”は、他のアンプに見られないバランスドライブ方式を採用し、スピーカを+,-端子の両方からプッシュプルでドライブする(バランス増幅)することで高音質を実現できたと考えています。
ユーザーの皆様からは高い評価をいただいております。
そのような状況下で、このバランス増幅回路を使って、直熱3極管2A3を採用したカスタムアンプをカスタム製作し、納入致しました。
パワーは12W+12Wと大きくありませんが、ピュアで、情報量がいっぱい、そしてスムーズなサウンドと、ユーザー様に大変喜んでいただきました。
作り手の立場ではこれまでのEL34よりも製作は大変ですが、EL34とは異なった、フレッシュでユニークなサウンドが得られていると感じています。
2A3に限らず、同じ直熱管300Bを採用すると、パワーは20W+20Wにアップします。ご興味ある方はお問い合わせ下さい。大変、入手しやすい価格で1台だけのカスタムアンプができます。
映像は2A3カスタム・バランス増幅・パワーアンプ、“MASTERS BA―212/BAL”です。
このカスタムアンプはリクエストにお応えして、バイアス可変によってプレート電流をピタリとの調整ができるメーターとバイアスボリウムをフロント面に付けてあります。
また、RCA入力で動かす方なので、このアンプには真空管によるバランス変換アンプが“MASTERS BA-218”と同様に内蔵されています。
今年、春に完成したEL34を採用したアンプは、かなり大がかりで立派なものになりました。もう少し小型なSTAXイヤースピーカ用アンプを作って貰いたいとのリクエストを受けて、2ヶ月余を経て完成致しました。
都合により外観はお見せできませんが、横型ケースに入れて、出力管は12BH7Aをパラレル接続して4本搭載しています。EL34に比べ、電源電圧が低いので最大音量は下がりますが、そのしっとりした味わいはなかなかのものです。STAXのイヤースピーカは長時間付けていても違和感がないので、FM放送とか、深夜放送とかの用途にも素晴らしいサウンドで聴けます。
私は、何とAM放送を数時間聴き入ってしまいました。アナウンサーの生々しい肉声はAM放送のサウンド品位も悪くないとも認識を新たにしました。
ご興味を持たれた方は、是非ご一報下さい。それほどの費用はかかりませんし、さらに安く出来る方策(例えば、12BH7Aのパラレル接続をやめる、バイアス電圧可変をやめるとか)はいろいろあります。
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